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NHKのニュースで「リビ充」が話題に

      2018/05/06

先日NHKのニュース番組で、リビングを充実する「リビ充」とかが話題になっていると言っていました。

これはリビングとキッチンにもう一部屋(続きの和室等)の壁を取り払って、家族がそれぞれ違った事をしていても気配を感じ合い、ひとつの空間に暮らすことらしい。

リビ充の為3LDKから2LDKに改装した方の話では、子供が寝るまで子供部屋には行かず、親と一緒にリビングにいることが多くなったと言っていました。

ただハウスメーカーや評論家に今はやりの「○○住宅」ですとのせられて、みんな同じような家つくりをしないことを望みます。自分達家族の住まいを考えてください。

今回私は「リビ充」の事を聞いて今更と思いました、それは30年前私が考えた今「リビ充」と言われる様な空間を大切にし、家族がどう暮らすか、子供をどう育てるかを考えてからの住まいを提案し、造り続けて来た事と同じだからです。(子育てと言っても子供に勉強部屋を与えれば良いという事では有りません)

今「リビ充」と言われている様な、私が造ってきた住宅の一部です。

アイランド型のキッチンです。

オープンな家つくり

このお宅は二階がLDKになっています。ロフトの下がキッチンになっています。

オープンな家つくり

奥の方にキッチンが有ります。

オープンな家つくり

薪ストーブのある家です。

オープンな家つくり

私がこの様な家つくりを始めたのは、子供達の間に虐めが起きていました、私は家つくりの中で少しでも世の中のお役に立てる事はないだろうかと思いました。

私は今の子供たちは、人とのコミュニケーションをとることが下手なんではないだろうか、コミュニケーションをうまく取れるような家つくりは出来ないだろうか。

そして考えに考えたのが子供は生まれ、まず家族とのコミュニケーションをとることから学べば良いのでないかと考えました。

そこで兄弟喧嘩をして、痛みや仲直りすることを覚えたり、多少の煩わしさが有っても、親、兄弟等と家族の気配が解り、空間を大切にする、オープンな家つくりはどうだろうかと考えました。

そして30年前出来上がったのが、リビングに階段を付け、子供部屋は出来るだけ仕切らず、リビング、キッチンや二階などと一体感を持たせた家つくりなんです。それを提案し続けてきました。

数十年前は個人のプライバシーを守る為と言われて、ワンルームマンションの様な家つくりを、メーカーや工務店が提案し造られてきました。

自宅展示場に見えたお客様には「子供は何処で勉強するの」や「うちは男と女の子だよ」とか「冷暖房費にお金がかかる家だね」と言われ、また「床暖房しているの」とおっしゃるので「付けていません」と答えると「冬足が冷たいね、そして時代に遅れているね」と言われたりして、余り受け入れて貰えませんでした。

でも十年、二十年数年前にお建てになったお客様がそろっておっしゃるのは、この家を建てて本当に良かったとおっしゃいます。

それは十年二十数年お暮しになったお客様のご家族は、お子様が大きくなっても会話が有り仲が良い事です。(オレオレサギはないかも)

今までは私の子供達や家族の事しか解らなかったのですが、数十年経てようやく、私の考え方が間違っていなかったのかもしれないと実感し喜んでいます。

また今ようやく「リビ充」と言われ、NHKのニュースにもなり始めているようです。相当時代に早すぎたのかもしれませんね。

ただしオープンにする事で、床暖房を進めるメーカーや工務店がいますが、そんなものは必要ありません。

その費用を、屋根、壁、床、窓(特に窓)の断熱・気密を十分に良くすれば良い事です。そうすれば光熱費が掛からない、快適な空間が出来上がること間違い有りません。

 

 - いえのこと, 家族

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