勘違い
国会では働き方法案ではなく、働かせ方法案を作ろうとしています。
労働者(又は下請け)がいるからこそ経営者(元請け)が成り立つのであって、経営者ばかりが優位だと勘違いをしていると思う。(極端かも知れませんが、皆が経営者に成ったらどうなんでしょうか)
また働く人の為の法案と言いながら、経営者が有利になるような働かせ方の法案を、経済界、政界では作ろうとしているのではないだろうか。
それだから経済界の3団体から、こぞって落胆したなどの声が出ているのだと思います。(今のところ労働者団体からは出ていない様です)
日本の経営者は労働生産性を上げる為と言うが、労働者を働かせ過ぎる為疲れ果てていて、逆に生産性が落ちてしまっている様に思う。
私の経験した例ですが、前に勤めていた会社(工場)で生産を上げようと、社員全員に毎日3時間の残業を6カ月させようとしました。
最初の1ヶ月は良かったのですが、3カ月目頃には逆に落ちて来てしまいました。
会社はこれではだめだと気ずき、2日残業した後1日休みにしたところ生産性が上がったのです。やはり人間はロボットではないという事です。
労働時間が多い日本は世界の主要国の中で、労働生産性は低いと言われています、逆に欧米では労働時間が少ないのに、労働生産性は高いのはなぜでしょうか。
日本は良いものを作って安く売るという考えですが、欧米では良いものを作って高く売るような考えですが、此処にヒントがある様に思います。
もっと労働者に休み(ゆとり)を取らせ、モチベーションを上げる様にすることが良いかと思います。
そして会社と従業員全員で、どうすれば生産性を上げることが出来るかを考えるようにすれば、良い結果が生まれる様に思います。
労働生産性とは=労働による成果(付加価値)÷労働投入量(従業員数or時間当たりの労働量)
つまり労働生産性とは産出(労働の成果)を労働量(投入量)で割ったもので、言い換えれば労働者一人当たりが生み出す成果or労働者が1時間で生み出す成果です
従業員一人当たりの成果(算出)が上がれば、労働生産性は上昇します。
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