「あたわり」と言う言葉
2015/05/17
私の故郷に「あたわり」と言う言葉が有ります。
真宗の、仏教の方から来ているらしいのですが、定かではありません。多分そうだと思います。
小さい時から、お坊さんや親から良く聞かされていた言葉です。
「あたわり」とは、巡り合わせとか運命と言う意味らしいです。
良く父や母から、何か壁にぶつかったりすると「あんたのあたわりやねけぇ、しょうがないがやちゃ」と言われました。
これは天から与えられた「あなたの巡り合わせ、運命だからしょうがないんだよ」だから悔やんだり、恨んだりしてもしょうがないんだよと。
良く「何で私だけがとか、あいつのせいだとか」と思ったり言ったりします。
でもこれは私の「あたわり」なんだと思い、どう乗り越えようと前向きに考えると、少しは気が楽に成りませんか。
良い出会いだったりそうで無かったりと、色んな人との巡り合わせもあるでしょう。
また色んな苦難の壁を、天は与えるかもしれません。
与えられた運命の壁から逃げず、どう向き合って切り開いて行くかを考えれば、おのずと道は開けて来るのでは無いだろうか。
だから私はいつも「これは私のあたわりなんだ」と考える様にして、前を向いて進んで行くようにしています。
皆さんも済んだ事は悔やまず、前を向いて歩きませんか。
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