利己主義派、利他主義派
2020/03/16
車のあおり運転に、スーパーなどで食品をトレーから外してトレーを屑篭に捨ててゆく人。
マスクの買いだめ、トイレットペーパーやティッシュペーパーに、米、納豆、カップ麺、冷凍食品など、緊急時の様に沢山の食料まで買いだめする人。
お金を払っているからお客は偉いんだと、お店などにいちゃもんをつけたり嫌がらせをする人。
また誰々が悪い何々が悪いので私は悪くないと、人のせいにして責任を取らない人。
等々、最近自分だけが良ければ良いという、利己主義的な人が増えてはいないだろうか。
相田みつをさんが詩集で
うばい合えば足らぬ
分け合えばあまる
うばい合えばあらそい
わけ合えばやすらぎ
うばい合えば不満
分け合えば感謝
奪い合えば戦争
分け合えば平和
うばい合えば地獄
わけ合えば極楽 と
また別な人(フロム)は
「たくさん持っている人が豊かなのではなく、たくさん与える人が豊かなのだ」とも言っています。
確かに一人一個で良いのに三個も四個も買っていけば、一次的に在庫不足になりお店やメーカーは品不足と言うでしょう。
昔、オイルショック(昭和47年頃)の時もそうでした、実際は100枚しかいらないコンパネを小売店さんが三軒の問屋に100枚づつ注文(するとメーカーへは300枚の注文)したことが有り、メーカーは間に合わないので注文の受付を断ったところ、小売店さんはさらにほかの問屋に注文してパニックになったことを思い出しました。しかしその後市中に品物が出回り、そこらじゅうの倉庫や農家の納屋にまでコンパネが有り、残って値下がりしたと聞きました。
またオイルショック(昭和47年頃)の時も、米、洗剤にトイレットペーパーなどがお店の店頭から消えて無くなりましたが、少しすると市中に出回った事を思い出しました。
そしてある家庭の押し入れには、トイレットペーパーが山のように有ったという話を聞きました。あさましい人間のさがでしょうか。
またマスコミも悪いと思う、スーパー等の品薄の棚などを何回も何回も画面で流せば、それを目にした人(擦りつけられた人)は購入しなければと駆り立てられ、お店に走ると思います。
人それぞれ価値観の違いはあると思いますが、最近自分勝手な人が多い様に思って載せてみましたが、ほんの一握りの人達だと願ってやみません。
相田みつを詩集より参考
リフォーム事例
- PREV
- 「珈琲処こころ」しばらく休みます
- NEXT
- 日本の江戸時代の様です