日本の住まいを『断熱先進国』の性能に
2016/01/24
皆さんは、冬の朝起きるのがつらくはないですか。
冬廊下から、風呂やトイレに行くのに決心がいりませんか。
それが当り前だと思って、我慢している方が多いのではないでしょうか。
それは断熱気密が悪いからなんです。断熱気密を少し良くするだけで解消できるんです。
特に窓の断熱効果を高めるだけでも良くなります。(アルミサッシをそのままに内窓を付けるだけでも)
高断熱高気密住宅に建て替えなくても、今ある住宅をちょっと変えるプチ断熱すれば良いのです。
そうすれば我慢する事なく、家計も身体(心)も豊かになるんです。
ペアガラスの内窓YKKのプラマ―ドUです。
内側にはセイキ販売のシングルの内窓楽窓Ⅱに、外は遮熱のブラインドサングッドです。
日本の住宅窓は、アルミサッシが多いと思います。そしてガラスも窓枠も結露します。
それはガラスもアルミも、熱伝導(熱を伝える速さ)が大きいからなんです。
だから、外国では木製か樹脂窓がほとんどですが、日本はその逆です。
日本の住宅の断熱性能は、欧米に較べて相当劣ります。最近の断熱の良い、中国、韓国の住宅に較べても劣ります。
日本はいろんな住宅設備は、外国に較べて便利な物が多く、優れているかも知れません。
しかし住宅の断熱性能としては後進国なんです。
その証拠に、、2011年家でヒートショクによって亡くなった人は、全国で17、000人もいます。交通事故の約3倍になっています。
ただヒートショックという病名はなく、脳卒中、脳梗塞、溺死等という病名ですまされて来ました。
私達は一棟でも多く、断熱後進国日本の住まいを断熱先進国並みの性能に、変えて行けたならば良いのにと思って頑張っています。
そうすれば寝たきり老人も少なくなることで、健康老人が多くなり家族のストレスも少なくなることで、悲惨な事件も少なくなるように思います。
また、家計の医療費負担や国の医療費の予算が、少なくてすむのではと考えます。
みんなでしっかりと断熱した家を造り、また断熱リフォームに予算を掛けて、全館暖かくなる家を造りませんか。
そうする事は、ランニングコストも少なくなり、家計も身体(心)も豊かな暮らしができ、地球にも優しくCO2を削減する住まいになること間違いなしです。
アルミの約1800倍断熱性能のあり、防腐、防蟻効果のある、青森ひば木製サッシを使用しています。
断熱性能が良く耐久性のある、青森ひば材の木製サッシを使用しています。
今の日本では断熱性能を重視するよりも、太陽光発電などの自然エネルギーや原発などを導入し、CO2を減らす考えから作る事を重点に置いています。
でも造る前に減らす事を先に考えたり、設備を製造するエネルギーを少なくする事を考えないと、本末転倒にならないだろうか。
断熱性能の悪い、極端に言えばザルの様な家を造っておいて、太陽光発電はないと思います。
家造りを考える時、予算を広さ、設備、性能(*特に断熱性能)の優先順位をどうするかです。
それをきちんと決めてから、家造りを考えて見ませんか。
*参考
*断熱性能は窓の種類(木製、樹脂、アルミ)ガラスの空気層、断熱材の種類、厚み、密度によって違って来ます。
*また、どんなに良い断熱材を使ったとしても、気密をきちんとしないと、断熱性能に違いが出て来ます。
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