漆喰壁の修理
築13年伊勢崎市のK様から、和室のしっくい壁が浮き上がってきたと連絡があり、左官業者と見に行きました。
浮き上がった漆喰は一度はがした後、塗り直し完了しました。
原因は湿度と思われますが、この住宅は木をふんだんに使っているので、なぜだろうと思いました。
ただK様にお邪魔した時少し湿度が高いと感じましたので、後日温湿度計を設置させてもらい計測しました。
日が昇った9時頃だった計測時は、湿度70%前後でした。多い時には80%を超えていたようです。
普通は木が50%以上露出している住宅では、湿度50~60%がキープされて良いはずなのに、なぜだろうと考えました。
そこでK様に窓を開けますかと聞くと、朝の涼しい時に毎日のように開けるているとおっしゃいました。
温度もさながらですが体で感じる暑さは、湿度も大切な要素なんです。気温が低いと湿度を気にせず、窓を開けっ放しにされるお宅が多いようです。
そして知らず知らずのうちに、家の中が湿っぽくなってしまっているのです。今年の夏(特に9月)は日照時間が少なく、湿度が高く曇った日が続いていました。
K様には窓を開けるときは、くれぐれも外部の湿度も気にされる様お願いし、外部の気温が低くても湿度が高い時には、エアコンをうまく使ってくださるように、お願いしました。
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