思い込みからの事故
2016/02/15
先日照明の鉄柱が倒れて、子供が怪我をしたとニュースで言っていた。
最近公園の金属の遊具が倒れて、怪我をしたというニュースもある。
どうしても金属は腐らないから、安全という過信がある。
だから木の遊具がどんどん少なくなり、ほとんど金属の遊具に変わってきている。
今回の事故は、木は腐るから危ないという思いこみが起こしている事故でもある。
確かに木は外側から腐るので誰にでもすぐ解る。
金属は内側から腐蝕してくるので、外見からでは年数を経ないと解りにくい。
木は早くに腐蝕したところが見えるから、大事故の前に対処できている。
金属は腐蝕が見えないでいて、突然大事故につながる。
また腐食に強い木や赤身の芯持ちを使えば強いし、すぐに折れたりすることは少ないのではないでしょうか。
ひとつのメリットデメリットだけでなく、良く調べて適材適所に木を使うことを、考えていただきたいものです。
この住宅はイぺ材のデッキに、腐蝕に強いウエスタン・レッド・シダーの外壁です。
腐蝕に強いウエスタン・レッド・シダーのデッキと外壁です。
ちなみに木製サッシは、青森ヒバ材です。
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