木を誤解していませんか
2016/02/24
①木の外壁は、早く傷むので手入れが大変。
②木は狂うのでいやだ。
③木は燃えやすいので危険。
こんなことで木を使う事を躊躇したり、諦めたりしていませんか。
多くが間違った使い方をされている為、誤解を招いていることが多いようです。
木の性質、素性を知ってから適材適所に使えば長持ちします。
外壁に板を張るときは、できるだけ軒を出すようにしましょう。
木は湿度に強い弱いがありますので、内部と外部に使い分ければよいのです。
木には調湿機能はもちろん蓄熱、吸熱性、吸音性と素晴らしい性能を持っています。
またフィトンチッド効果で、安らぎを与えてくれますので、木をお使いになることをお薦めします。
太い木材であれば、火災にあっても表面が炭化することで、酸素の供給が少なくなり燃え残ることが多々あります。
その反面、鉄は熱温度がある地点を超えると、一気に溶け落ちて危険性が大きく早まります。
またビニールクロスなどの化学製品は有害ガスが発生し、脳神経が侵され逃げることができなくなる危険が伴います。
その点木は燃えますが、極端な有害ガスの発生が少なく、退避する時間が長くなり、命の危険性に化学製品建材とは差ができます。
わたくしは53年間木に携わって来た経験から、木を適材適所に活かした家つくりをしてきました。
木に関してのご質問があれば、何なりとお尋ねください。
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