各断熱材の浸水回復力実験
繊維断熱材の、浸水回復力のテストをして見ました。
羊毛70%ポリエステル30%、羊毛60%ポリエステル40%、羊毛20%ポリエステル80%、グラスウールHG16K100mm、撥水性グラスウール32K60mmを選びました。
羊毛70%、60%はすぐに膨らみはじめました。20%は湿気が抜けるまで3日ぐらいかかりました。
撥水性のあるグラスウールは羊毛と同じようにほとんど吸わずずっと同じでしたが、HG16Kのグラスウールはふっくらするまでは4,5日ですが、湿気が完全に抜けて回復するまでには7日間位かかりました。
左から撥水性の有るグラスウール、羊毛70%(U社製)HG16Kのグラスウール、羊毛60%、羊毛20%(P社製)です。
4日経った各断熱材の状態、左から羊毛70%、撥水性の有るグラスウール、HG16Kのグラスウール、羊毛60%、羊毛20%です。
7日経った各断熱材の状態、HG16Kのグラスウールも回復しています。
結果ご覧のように、撥水性の無いグラスウールや羊毛20%の混紡率の少ない物は、完全に水分が抜け切るまでは時間がかかりました。
撥水性のないグラスウールや羊毛20%は、洪水などの被害を受けると大変かもしれません。
リフォーム事例
- PREV
- また原発のお金に毒されるのか
- NEXT
- まだ「高速増殖炉もんじゅ」を存続するの