イギリスのビル火災から
イギリスのロンドンで、大規模のビル火災が起きた。防火設備が整っていなかったことが、大きな火災になったらしい。それにしても火の回りが早かった。
原因はまだはっきりしませんが、外部をリフォームした際、外断熱工法や断熱材のウレタン、防火性が弱い外壁が、火の回りを早めた大きな要因でもあるらしい。
最近はコスト(手間)削減をする為に、ウレタンを直接壁に吹き付ける工法が多く使われています。
アルミ箔を張ったウレタンボードの断熱材です。イギリスのビルでも、これと同等の物を張ってあったと思われます。
また一気に燃え上がった高熱で、アルミサッシ(熱伝導が大きい素材)が溶け落ち、火が内部に早く入ったことも、要因ではないかと思われます。
私たちはこのようなことから手間はかかりますが、断熱材はグラスウールか燃焼が低い羊毛100%(ポリエステル混毛でない)の物を使っています。(羊毛100%は航空機などにも使われています)
ただしグラスウールは、水に濡れた時の復元力は時間がかかります。(実験資料有)
高性能グラスウール16k120mm厚です。
断熱を充填した後、タイベック調湿シートザバーン(夏型壁内結露防止)を張り、気密テープを張り気密処理します。
羊毛100%の断熱材「エコール」です。
またサッシは木製サッシ(断熱性もアルミの1800倍)を使い、アルミサッシは使用していません。
放火にあって取り換えた木製サッシです。外は炭化(炭化すると酸素が入らなく火が止まる)して焦げていますが、内側はきれいに残りきちんと作動します。
アルミは溶け落ちて内部に火が入ってしまいます。
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