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いつまで払う凍土壁の電気代、それでも再稼働する?

      2016/04/25

福島原発の凍土壁が完成しましたと、東電の人は誇らしげに言っていました。

でも320億円も掛けて造ったのに、もう漏れません、これで大丈夫ですと、言えないらしい。

その上この凍土壁の電気代が、年間に20億円から30億円かかると聞く。

これを住宅1世帯の電気代に換算すると、15万戸から20万戸分になるといいます。これは事故が無ければ必要のないものです。

また10年で200億円から300億円、30年続けると600億円から900億円かかる。

この費用はすべて色んな理屈をつけ、国民の税金や電気料金(省エネ賦課金など)から徴収するので、電力会社の腹は傷まない。

他には中部電力の浜岡原発では、全長1.6キロ、海抜22メートルの防潮堤を3000億円後半(一般住宅約15、000戸~20、000戸)を掛けて造りました。

こんなお金を掛けてまで、なぜ造らなければならないのですか。原発をやめればいいんじゃないですか。

これで本当に大丈夫なんですか。自然は計り知れません、もう「想定外でした」と無責任な事では済まされない。

だって最初は、18メートルの高さで工事を進めていたのに、南海トラフ巨大地震が発生した場合、浜岡原発には19メートルの津波が来る予測結果を内閣府が公表して、かさ上げしたわけでしょうから。

こんなにまでしてでも、原発の再稼働を推進するのだろうか。工事費は国民から貰い、腹は傷まないので、簡単に造るんでしょうね。

そして後は事故がない限り、打ち出の小槌のように利益を生むだけだから、必死に再稼働しようとするんですかね。

しかし再稼働してまた事故でも起きれば、益々国民の負担が増え、知らず知らずに私たちは貧乏になってゆくことを、認識しなければならない。

こんな無駄なツケは、もうまわして欲しくない。

こんなお金が有れば、保育園を造ったり、保育士さんの給料に充てることや、福島県や熊本県の被災者の方々の支援にまわせるのに、勿体ない。

ちなみに浜岡原発が新しい防潮堤を造る前は、海側に4メートル消波ブロックが有って、その後ろには、植栽した幅60~80メートル高さ10~15メートルの砂丘の堤防が有りました。

もし早くに南海トラフ巨大地震が起きて、高い津波が来ていたら、原発はどうなっていたのだろうか。陸前高田市の松林のように、ならなかったのだろうか。

 - 雑記

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