また人命より経済優先か、伊方原発再稼働
2016/08/15
12日に四国の伊方原発が再稼働された。
半島の付け根に原発がある為、事故が起きた時、住民4700人の避難経路が十分に確保されないままの、見切り発車の再稼働らしい。
福島の原発事故を踏まえて厳しい新基準により「最高の安全対策が施されている、福島と同じことが起きることはない」と愛媛県知事は言い切っています。
でも人間の造るものに、絶対に100%安全というものはないのではないだろうか。だから起きた時にどうするか先に考えて、実行するべきではないだろうか。
スリーマイル島の原発事故を經驗した、米国原子力規制委員会(NRC)前委員長のグレゴリー・ヤツコさんが言っています。
「事故は起きないとは言えない起きた時にどうするか、また最低の事故に収める事、出来れば敷地内に収めること」と言っています。
日本の原子力ムラ(規制委員会を含む)の人達には、こんな考えはさらさらないのだろうか。
日本では福島で原発事故が起き、いまだに自分の家に帰れない人が沢山いるというのに、昔も今も事故は起きない安全ですと言ってきっている。なぜ人命より経済優先ばかり考えるのだろうか。
お金の魔力に侵され、心ない原子力ムラの人達がいなくならない限り、こんなことが続くのでしょうか。
また環境に良いという大義名分をかざして、結局は環境を破壊することになってしまっている。
人の命より、経済優先(電力会社の利益)に進むことは間違っている。
これからの未来を担ってくれる若い人たちに、ツケをまわすようなこんなことをしていては絶対にいけない。
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