小泉純一郎さんの講演会に行く
2020/02/06
先週の25日(土)利根沼田文化会館に、小泉純一郎氏の講演会に行ってきました。
演題は「日本の歩むべき道」で、内容は脱原発の事を話されました。
小泉氏は総理の時は経産省の事をうのみにして、原発は地球環境にも良いのでと推進していましたが、福島の事故後疑問に思い始め、色々調べたり、フィンランド等に行ったりして、これは絶対やめなければと確信したそうです。
そして今原発ゼロを唱え、全国各地へ講演に回っているそうです。
わたしは30数年前、脱原発や地球温暖化防止を考え始めました。
ただ当時は原発はやめなければならないと言うと白い目で見られ、地球温暖化防止と言っても何のこととキョトンとされました。
それでも自分に少しでも出来る事はないかと考えました。
そのころ太陽光発電なども出てきていましたが、非常に値段が高く、今できることは何かと思案した結果、エネルギーを出来るだけ使わない家を造ろうという結論になりました。
そこで考え付いたのが魔法瓶のように熱を逃がさない事でした。
そして「魔法瓶住宅」と命名して始めましたが、最初はなかなか理解して貰えず苦戦しました。
現在は高断熱高気密住宅は当たり前のようになってきていますが、断熱後進国の日本の住宅はまだまだの様です。
どうしても建物のベーシックの部分ではなく、設備で快適にする傾向にある様です、またその方がアピールし易く、消費者も飛びつきやすいようです。
家を造る人も太陽光発電も良いですが、もっと家のベーシックの部分(特に断熱・気密・窓)に投資し、回収すると考えて頂ければと思います。
そうすることは自分たちの健康に良くなり、地球の健康にも良い事になります。
そして自分たちの医療費が少なくなることはもちろん、国の医療費も少なくなり国民の負担も少なくなるのではないでしょうか。
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