一人一人が考えなければ、良い性能の住まいは出来ない
日本のエネルギー政策は、断熱性能の低い建物を放置しながら設備機器に頼って、一次エネルギーさえ減らせればよいと考えている。
エネルギー輸入量、光熱費、CO₂(二酸化炭素)排出量を減らすことが目的で、住む人の快適性や健康といった事は二の次になっている。
家を建て、お金を払って、そこに数十年住み続けるのは私たち住人なのです。
その住人の事を考えず、窓メーカー・住宅会社も、法律や基準も、現状に甘んじています。
ガラス・アルミは熱伝導率(熱を伝える速さ)が大きな素材です。だからペアガラス(空気層16mmが良い)にしてLOW-Eやアルゴンガスを注入して断熱性を高めています。
でもペアガラスにして性能を良くしても、枠材がお粗末ではどうにもなりません。アルミ枠やアルミ樹脂複合枠では、窓から逃げる損失量は大きなものです。
最低でも樹脂サッシ、もっとよくするには木製サッシを使えば、断熱性能が高まります。アルミサッシメーカーが、樹脂サッシを作り始めている時代です。
これから家造りを考えている人、もっともっと窓の事を考えた、断熱・気密の良い家造りを考えましょう。
そうすれば光熱費(電力など)も三分の一から四分の一で済むようになり、おのずとCO₂(二酸化炭素)の排出量が減り、地球にも家計にも優しく、健康にも良い住まいになります。
また原発も減らせるようになるでしょう。
木製サッシを使用した住まいです。
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