セミナーに参加「高断熱・高気密工事を標準に」
2017/07/14
ガス器具メーカーリンナイの「エコロジーアクション2017」というセミナーに参加してきました。
講師は東京大学大学院准教授「前 真之」さんでした。
世界のエネルギー事情や、断熱後進国の日本が国策によって普及が進む省エネルギー住宅の意義や、認定基準などの話がありました。
そんな中で住宅の断熱気密工事は、オプション(特別注文)ではなくデフォルト(標準)しなければいけないという事でした。
ただほとんどのお客様は「高気密・高断熱にして暖かい住宅にしたい」と最初は言うのですが、見積すると「そんなに高くなるのならばいらない」と言って、間取りや設備器具に予算を多く掛けるそうです。
また建築業者もお客様の事を考えない為、高断熱・高気密住宅の10年20年先のメリットを説明しない様です。
その為造った時には、間取りや設備に満足しているのですが、数年経つと「寒い」とか「光熱費が掛かりすぎる」と言う苦情が出るそうです。
私も高断熱・高気密を標準にして、木製サッシや木をふんだんに使い、間取りや設備より、家の性能を一番にした家のみを造ってきました。
お陰様で10年20年以上経っても、お客様は満足され、お付き合いさせていただいております。
高断熱高気密の家は、お金持ちでなくては出来ないのではなく、間取りや設備が一番ではなく、性能を一番に考えれば可能になります。あなたの考え方次第です。
主催したリンナイからは、ハイブリット給湯・暖房システム「エコワン」の説明などが有り、実のあるセミナーでした。
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